2/20(月)の「塀の中の白い花~ほんとに何もやってません」は、もうすぐ再審開始か否かの決定が出る2つの事件について放送しました。
1つめの事件は「袴田事件」。5点の犯行着衣とされる赤い血痕の付いた衣服。これは事件後、専務一家4人が殺害された、こがね味噌の味噌樽の中から発見され、有罪の決め手となりました。しかし、1年も味噌漬けになっていたら血痕は赤いままではなく、黒くなることが弁護団の実験で明らかになりました。つまり、赤い血痕が残る衣服は捜査機関の「捏造」なのではないかという疑いが濃厚になってきたわけです。
そして3月13日14時に、裁判所から弁護団に対して会心開始の可否が伝えられます。
今回の放送では、長年、袴田巖さんを支援してきた、日本プロボクシング協会・袴田支援委員会の新田渉世さんにお話を伺いました。日本プロボクシング協会は2月6日(月)にボクサー約50人を集め、東京高裁前で袴田さんの無実を訴える高裁前宣伝を行ったばかりです。
そして、もう1つの事件は「日野町事件」。1984年に滋賀県・日野町で酒店経営の女性(当時69歳)が殺害され、金庫を奪われた事件です。強盗殺人罪で無期懲役判決が確定し、服役していた坂原弘さんは適切な医療を受けられず、体調が悪化、服役中に亡くなっています。坂原さんの遺志を継いだ遺族が再審請求を行っていました。この日野町事件でも来週2月27日に再審開始か否かの決定が出ます。
坂原さんは取り調べ中に殴られても蹴られても「私がやりました」とは言いませんでしたが、警察官に「認めなければ娘の嫁ぎ先に行ってガタガタする」「親戚や近所を火の海にしてやる」と脅され、嘘の自白に追い込まれていました。
※PLAYボタンをクリックすると放送音源が再生されますが、途中で止まってしまうという症状が発生しています。
その場合は「再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら」をクリックしてダウンロードしてから、お聴きください。
「塀の中の白い花~ほんとに何もやってません」が海外メディアで紹介されました。日本の「人質司法」を海外に紹介する、非常に濃い内容の番組です。昨年Canal+で放送されたOPEN SECRETS EP3 “HOSTAGE JUSTICE IN JAPAN - 日本の人質司法”が
「Cannes Corporate Media & TV Awards 2022 」の政治問題ドキュメンタリー部門の最高賞、金イルカ賞を受賞したそうです!
桜井さん、袴田ひで子さんへのインタビューのほか、なつし聡がラジオDJとして出演しています。
この記事へのコメント